大橋麻里子 OHASHI Mariko

 

 多摩美術大学大学院美術研究科油画専攻修了

2014 ~2016年 神山財団奨学生

 

2016年三井不動産商業マネジメント・オフィス・エクスビションや2017年ART OSAKA(ホテルグランヴィア大阪)・ART FAIR ASIA FUKUOKA(ホテルオークラ福岡)、2022年 ART TAIPEI・台北當代、WHAT CAFE EXHIBITION (WHAT CAFE東京)、2023年Porte-Bonheur展(大丸神戸 galleryTOART)・日巡の風景(121 ART SPACE 台湾) など国内外の展覧会やアートフェアに参加しており、主な受賞歴は損保ジャパン日本興亜美術賞FACE2015優秀賞受賞、横浜アートコンペティション2015天野太郎賞受賞、2016年 SEZON ART AWARDなどがある。

▫パブリックコレクション 富邦藝術基金會 Fudon Art Foundation(台湾)

 

大橋麻里子は時間を可視化させる手法としてコラージュを用い、イメージが多層に折り重なった画面世界を提示します。手の痕跡を刻み付けるかのように複数の線描が描き込まれている大橋の作品は、単純なイメージとしての絵画ではなく、一つの物体や身体的な痕跡としての絵画について、そして時間の存在とその私たちの関係について考えさせるギミックが盛り込まれています。あらゆることがデジタル化し、私たちの身体性が失われていく現代だからこそ、大橋の絵画は物質、絵画、身体について思考を促す力を持ちうるのでしょう。

 

※画像は過去作の参考画像です。

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