北橋幸乃 KITAHASHI Yukino
2015年 京都精華大学芸術学部日本画コース卒業後、同大学院芸術研究科日本画専攻を修了。
形や色味がおもしろい植物に惹かれ、主にサボテンや多肉植物を題材に描いています。屏風や板絵など和の様式を取り入れた作品も制作。大阪を拠点に個展やグループ展に参加しています。
ゆっくりとした時間の積み重ねによって形づくられた植物を通して、目には見えない〈時〉の存在を描いています。動かないように見えるものの中にも、時間は確かに流れ、日々、少しずつ〈かたち〉をつくっています。
その中でもモチーフであるサボテンは、急激に変化することなく、ただ内側に水や養分、そして時間を蓄えながら静かに生きています。その姿に触れることで「成長とは何か」「生きている時間とはどのようなかたちを持つのか」という問いを、そっと投げかけられたらと思います。