芸術抄:Art Show!Ⅴ
※掲載画像の作品は出展されないものもございますのでご了承下さい。
川﨑千尋 KAWASAKI Chihiro
2000年 京都府生まれ
2021年 第6回石本正日本画大賞展入選
2022年 京都花鳥館賞2021優秀賞
「グループ展(exist)」(Gallery Take two)出品
第7回石本正日本画大賞展奨励賞
2023年 京都花鳥館賞2022優秀賞
成安造形大学美術領域日本画コース卒業
「グループ展(exist)」(同時代ギャラリー)出品
2024年 第23回福知山市佐藤太清賞公募美術展日本画の部入選
現在 金沢美術工芸大学大学院絵画専攻日本画コース在籍
日々の中で心惹かれたものを描きました。
川島瑠保 KAWASHIMA Ruho
1998年生まれ
2022年京都精華大学芸術学部造形学科版画コース卒業後
2024年京都市立芸術大学大学院美術研究科美術専攻版画 修了
主な展示
川島瑠保個展Rettangolo (2024年kara-Sギャラリー:京都市下京区)
new face exhibition
川島瑠保+米田湧泉
assumption/遠くの影を見る
(2023年 Gallery AMI-KANOKO:大阪市中央区)
鏡を目にするとつい、うつり込んだ景色を見つめてしまう。
なんの変哲のないただの空間ですら、鏡にうつすと景色は一変する。
鏡によって自分が見ているつもりでも見ていないものがあるのではないかと、そんな自分をうつしださせられるような、(見つめさせられるような)感覚に陥る。
そんな不確かな感覚を矩形の中にうつしだしてみる。
河南杏子 KANNAN Kyoko
京都市立芸術大学 工芸専攻 陶磁器分野 修士1回生
生物をモチーフにして制作しています。
「駄載獣」(ださいじゅう)とはラクダやロバといった人間の荷物を背負う使役動物を指します。
幸福や旅路の祈りといった意味が込められている民芸品に倣い、独自の模様と抽象化した動物の造形で制作しました。
三坂日奈子 MISAKA Hinako
2000 広島県出身
2023 広島市立大学芸術学部美術学科油絵專攻卒業
現在 広島市立大学芸術学研究科造形芸術専攻油絵研究在籍中
【個展】
2024「あかるい影」 gallery G,広島
2023 「昨日見た夢」 LE METTE GALLERY,広島
【グループ展】
2024 「Hiroshima Dynamite」創ギャラリー、銀座
2022「Weeeeeed」ギャラリー718、広島
【賞歴】
2023 第26回広島市立大学卒業•修了作品展 專攻賞
2022 第75回姫路市美術展 教育委員会賞
かねてより寝ている時に見る夢と現実をテーマに制作をしている。
主観的で他人に見せることができない断片的で暖味な空間に興味を持つと同時に、現実に取り残された身体との関係性についても考えるようになる。
森川深雪 MORIKAWA Miyuki
2021年 京都市立芸術大学 入学
2023年 第7回 新日春展 入選
京都花鳥館賞 優秀賞 受賞
2024年 第8回 新日春展 入選
「深々と華やぐ」ギャラリー恵風
自分の内なる感情や感覚を色彩や形などの絵画として再解釈し、それを動植物を通じて表現しています。絵画制作の過程では、自分の視点を活かし、今までの経験や感覚を大切にしています。作品を通じて観る人の心の奥底にある感情や感覚の記憶に語りかけることを心がけております。動植物のモチーフを用いることで、自然とのつながりや普遍的な美しさを表現し、見る人に新たな視点を提供したいと考えています。
森本ゆい MORIMOTO Yui
京都市立芸術大学 油画専攻 4年
イヌとアスリートの共通項を多角的に探る制作をしている。
リサーチや取材、自身のバスケットボールプレーヤー経験を制作の軸にしており、イヌのなかでもダルメシアンの成長過程で徐々に浮き上がる斑点をアスリートのアザに見立て、モチーフに選択している。
2024年度からはインスタレーション、映像、立体造形など絵画以外の表現や異なる形式の作品同士を補完するような展示も試みている。